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年間第16主日 2019年7月21日

ルカによる福音書第10章38~42節

 司式 近藤 光彦 神父 

 

 〔そのとき、〕イエスはある村にお入りになった。すると、マルタという女が、イエスを家に迎え入れた。彼女にはマリアという姉妹がいた。マリアは主の足もとに座って、その話に聞き入っていた。マルタは、いろいろのもてなしのためせわしく立ち働いていたが、そばに近寄って言った。「主よ、わたしの姉妹はわたしだけにもてなしをさせていますが、何ともお思いになりませんか。手伝ってくれるようにおっしゃってください。」主はお答えになった。「マルタ、マルタ、あなたは多くのことに思い悩み、心を乱している。しかし、必要なことはただ一つだけである。マリアは良い方を選んだ。それを取り上げてはならない。」 



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年間第15主日 2019年7月14日

ルカによる福音書第10章25~37節

 司式 近藤 光彦 神父

 

 〔そのとき、〕ある律法の専門家が立ち上がり、イエスを試そうとして言った。「先生、何をしたら、永遠の命を受け継ぐことができるでしょうか。」 イエスが、「律法には何と書いてあるか。あなたはそれをどう読んでいるか」と言われると、彼は答えた。「『心を尽くし、精神を尽くし、力を尽くし、思いを尽くして、あなたの神である主を愛しなさい、また、隣人を自分のように愛しなさい』とあります。」イエスは言われた。「正しい答えだ。それを実行しなさい。そうすれば命が得られる。」しかし、彼は自分を正当化しようとして、「では、わたしの隣人とはだれですか」と言った。イエスはお答えになった。「ある人がエルサレムからエリコへ下って行く途中、追いはぎに襲われた。追いはぎはその人の服をはぎ取り、殴りつけ、半殺しにしたまま立ち去った。ある祭司がたまたまその道を下って来たが、その人を見ると、道の向こう側を通って行った。同じように、レビ人もその場所にやって来たが、その人を見ると、の向こう側を通って行った。ところが、旅をしていたあるサマリア人は、そばに来ると、その人を見て憐れに思い、近寄って傷に油とブドウ酒を注ぎ、包帯をして、自分のろばに乗せ、宿屋に連れて行って介抱した。そして、翌日になると、デナリオン銀貨二枚を取り出し、宿屋の主人に渡して言った。『この人を介抱してください。費用がもっとかかったら、帰りがけに払います。』さて、あなたはこの三人の中で、だれが追いはぎに襲われた人の隣人になったと思うか。」律法の専門家は言った。「その人を助けた人です。」そこで、イエスは言われた。「行って、あなたも同じようにしなさい。」



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年間第14主日 2019年7月7日

ルカによる福音書福音書第10章1~12、17~20節

司式 加藤 鐵男 神父

 

〔そのとき、〕主はほかに七十二人を任命し、御自分が行くつもりのすべての町や村に二人ずつ先に遣わされた。そして、彼らに言われた。「収穫は多いが、働き手が少ない。だから、収穫のために働き手を送ってくださるように、収穫の主に願いない。行きなさい。わたしはあなたがたを遣わす。それは、狼の群れに子羊を送り込むようなものだ。財布も袋も履物も持って行くな。途中でだれにも挨拶をするな。どこかの家に入ったら、まず、『この家に平和があるように』と言いなさい。平和の子がそこにいるなら、あなたがたの願う平和はその人にとどまる。もし、いなければ、その平和はあなたがたに戻ってくる。その家に泊まって、そこで出される物を食べ、また飲みなさい。働く者が報酬を受けるのは当然だからである。家から家と渡り歩くな。どこかの町に入り、迎え入れられたら、出される物を食べ、その町の病人をいやし、また、『神の国はあなたがたに近づいた』と言いなさい。」《「しかし、町に入っても、迎え入れられなければ、広場に出てこう言いなさい。『足についたこの町の埃さえも払い落として、あなたがたに返す。しかし、神の国が近づいたことを知れ』と。言っておくが、かの日には、その町よりまだソドムの方が軽い罰で済む。」七十二人は喜んで帰って来て、こう言った。「主よ、お名前を使うと、悪霊さえもわたしたちに屈服します。」イエスは言われた。「わたしは、サタンが稲妻のように天から落ちるのを見ていた。蛇やさそりを踏みつけ、敵のあらゆる力に打ち勝つ権威を、わたしはあなたがたに授けた。だから、あなたがたに害を加えるものは何一つない。しかし、悪霊があなたがたに服従するからといって、喜んではならない。むしろ、あなたがたの名が天に書き記されていることを喜びなさい。」》

 

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年間第13主日 2019年6月30日

ルカによる福音書9章51~62節 

司式 近藤 光彦 神父 

 

 イエスは、天に上げられる時期が近づくと、エルサレムに向かう決意を固められた。そして、先に使いの者を出された。彼らは行って、イエスのために準備しようと、サマリア人の村に入った。しかし、村人はイエスを歓迎しなかった。イエスがエルサレムを目指して進んでおられたからである。弟子のヤコブとヨハネはそれを見て、「主よ、お望みなら、天から火を降らせて、彼らを焼き滅ぼしましょうか」と言った。イエスは振り向いて二人を戒められた。そして、一行は別の村に行った。

 一行が道を進んで行くと、イエスに対して、「あなたがおいでになる所なら、どこへでも従って参ります」と言う人がいた。イエスは言われた。「狐には穴があり、空の鳥には巣がある。だが、人の子には枕する所もない。」そして別の人に、「わたしに従いなさい」と言われたが、その人は、「主よ、まず、父を葬りに行かせてください」と言った。イエスは言われた。「死んでいる者たちに、自分たちの死者を葬らせなさい。あなたは行って、神の国を言い広めなさい。」また、別の人も言った。「主よ、あなたに従います。しかし、まず家族にいとまごいに行かせてください。」イエスはその人に、「鋤に手をかけてから後ろを顧みる者は、神の国にふさわしくない」と言われた。

 

 

 



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キリストの聖体 2019年6月23日

ルカによる福音書第9章11~17節

集会祭儀 

 

 〔そのとき、イエスは群衆に〕神の国について語り、治療の必要な人々をいやしておられた。日が傾きかけたので、十二人はそばに来てイエスに言った。「群衆を解散させてください。そうすれば、周りの村や里へ行って宿をとり、食べ物を見つけるでしよう。わたしたちはこんな人里離れた所にいるのです。」しかし、イエスは言われた。「あなたがたが彼らに食べ物を与えなさい。」彼らは言った。「わたしたちにはパン五つと魚二匹しかありません。このすべての人々のために、わたしたちが食べ物を買いに行かないかぎり。」

 というのは、男が五千人ほどいたからである。イエスは弟子たちに、「人々を五十人ぐらいずつ組にして座らせなさい」と言われた。弟子たちは、そのようにして皆を座らせた。すると、イエスは五つのパンと二匹の魚を取り、天を仰いで、それらのために賛美の祈りを唱え、裂いて弟子たちに渡しては群衆に配らせた。すべての人が食べて満腹した。そして、残ったパンの屑を集めると、十二籠もあった。 

 

 

 



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三位一体の主日 2019年6月16日

ヨハネによる福音書第16章12~15節

 司式 近藤 光彦 神父 

 

 「言っておきたいことは、まだたくさんあるが、今、あなたがたには理解できない。しかし、その方、すなわち、真理の霊が来ると、あなたがたを導いて真理をことごとく悟らせる。その方は、自分から語るのではなく聞いたことを語り、また、これから起こることをあなたがたに告げるからである。その方はわたしに栄光を与える。わたしのものを受けて、あなたがたに告げるからである。父が持っておられるものはすべて、わたしのものである。だから、わたしは、『その方がわたしのものを受けて、あなたがたに告げる』と言ったのである。」

 

 



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聖霊降臨の主日 2019年6月9日

ヨハネによる福音書第14章15~16節、23~26

司式 近藤光彦 神父 

 

 「あなたがたは、わたしを愛しているならば、わたしの掟を守る。わたしは父にお願いしよう。父は別の弁護者を遣わして、永遠にあなたがたと一緒にいるようにしてくださる。

 わたしを愛する人は、わたしの言葉を守る。わたしの父はその人を愛され、父とわたしとはその人のところに行き、一緒に住む。わたしを愛さない者は、わたしの言葉を守らない。あなたがたが聞いている言葉はわたしのものではなく、わたしをお遣わしになった父のものである。

 わたしは、あなたがたといたときに、これらのことを話した。しかし、弁護者、すなわち、父がわたしの名によってお遣わしになる聖霊が、あなたがたにすべてのことを教え、わたしが話したことをことごとく思い起こさせてくださる。」 

 

 



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主の昇天 2019年 6月 2日

ルカによる福音書24章46~53節

司式 加藤鐵男 神父 

 

 

 〔そのとき、イエスは弟子たちに言われた。〕「聖書には次のように書いてある。『メシアは苦しみを受け、三日目に死者の中から復活する。また、罪の赦しを得させる悔い改めが、その名によってあらゆる国の人々に宣べ伝えられる』と。エルサレムから初めて、あなたがたはこれらのことの証人となる。わたしは、父が約束されたものをあなたがたに送る。高い所からの力に覆われるまでは、都にとどまっていなさい」

 イエスは、そこから彼らをベタニアの辺りまで連れて行き、手を上げて祝福された。そして、祝福しながら彼らを離れ、天に上げられた。彼らはイエスを伏し拝んだ後、大喜びでエルサレムに帰り、絶えず神殿の境内にいて、神をほめたたえていた。

 

 

 

 

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復活節第6主日 2019年5月26日

ヨハネによる福音書第14章23~29節

集会祭儀 

 

 イエスはこう答えて言われた。「わたしを愛する人は、わたしの言葉を守る。わたしの父はその人を愛され、父とわたしとはその人のところに行き、一緒に住む。わたしを愛さない者は、わたしの言葉を守らない。あなたがたが聞いている言葉はわたしのものではなく、わたしをお遣わしになった父のものである。

 わたしは、あなたがたといたときに、これらのことを話した。しかし、弁護者、すなわち、父がわたしの名によってお遣わしになる聖霊が、あなたがたにすべてのことを教え、わたしが話したことをことごとく思い起こさせてくださる。わたしは、平和をあなたがたに残し、わたしの平和を与える。わたしはこれを、世が与えるように与えるのではない。心を騒がせるな。おびえるな。『わたしは去って行くが、また、あなたがたのところへ戻って来る』と言ったのをあなたがたは聞いた。わたしを愛しているなら、わたしが父のもとに行くのを喜んでくれるはずだ。父はわたしよりも偉大な方だからである。事が起こったときに、あなたがたが信じるようにと、今、その事の起こる前に話しておく。」

 

 



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復活節第5主日 2019年5月19日

ヨハネによる福音書第13章31~33、34~35節 

  司式 近藤 光彦 神父

 

 さて、ユダが出て行くと、イエスは言われた。「今や、人の子は栄光を受けた。神も人の子によって栄光をお受けになった。神が人の子によって栄光をお受けになったのであれば、神も御自身によって人の子に栄光をお与えになる。しかも、すぐにお与えになる。子たちよ、いましばらく、わたしはあなたがたと共にいる。あなたがたに新しい掟を与える。互いに愛し合いなさい。わたしがあなたがたを愛したように、あなたがたも互いに愛し合いなさい。互いに愛し合うならば、それによってあなたがたがわたしの弟子であることを、皆が知るようになる。」  

 

 



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復活節第4主日 2019年5月12日

ヨハネによる福音書10章27~30節

司式 近藤光彦 神父 

 

 

 「わたしの羊はわたしの声を聞き分ける。わたしは彼らを知っており、彼らはわたしに従う。わたしは彼らに永遠の命を与える。彼らは決して滅びず、だれも彼らをわたしの手から奪うことはできない。わたしの父がわたしにくださったものは、すべてのものより偉大であり、だれも父の手から奪うことはできない。わたしと父とは一つである。」

 

 

 



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復活節第3主日 2019年5月5日

ヨハネによる福音書21章1~19節

司式 森田健児 神父 

 

 その後、イエスはティベリアス湖畔で、また弟子たちに御自身を現された。その次第はこうである。シモン・ペトロ、ディディモと呼ばれるトマス、ガリラヤのカナ出身のナタナエル、ゼベダイの子たち、それに、ほかの二人の弟子が一緒にいた。シモン・ペトロが、「わたしは漁に行く」と言うと、彼らは、「わたしたちも一緒に行こう」と言った。彼らは出て行って、舟に乗り込んだ。しかし、その夜は何もとれなかった。既に夜が明けたころ、イエスが岸に立っておられた。だが、弟子たちは、それがイエスだとは分からなかった。イエスが、「子たちよ、何か食べる物があるか」と言われると、彼らは、「ありません」と答えた。イエスは言われた。「舟の右側に網を打ちなさい。そうすればとれるはずだ。」そこで、網を打ってみると、魚があまり多くて、もはや網を引き上げることができなかった。イエスの愛しておられたあの弟子がペトロに、「主だ」と言った。シモン・ペトロは「主だ」と聞くと、裸同然だったので、上着をまとって湖に飛び込んだ。ほかの弟子たちは魚のかかった網を引いて舟で戻って来た。陸から二百ペキスばかりしか離れていなかったのである。

 さて、陸に上がってみると、炭火がおこしてあった。その上に魚がのせてあり、パンもあった。イエスが、「今とった魚を何匹か持って来なさい」と言われた。シモン・ペトロが舟に乗り込んで網を陸に引き上げると、百五十三匹もの大きな魚でいっぱいであった。それほど多くとれたのに、網は破れていなかった。イエスは、「さあ、来て、朝の食事をしなさい」と言われた。弟子たちはだれも、「あなたはどなたですか」と問いただそうとはしなかった。主であることを知っていたからである。イエスは来て、パンを取って弟子たちに与えられた。魚も同じようにされた。イエスが死者の中から復活した後、弟子たちに現れたのは、これでもう三度目である。

 食事が終わると、イエスはシモン・ペトロに、「ヨハネの子シモン、この人たち

以上にわたしを愛しているか」と言われた。ペトロが、「はい、主よ、わたしがあなたを愛していることは、あなたがご存じです」と言うと、イエスは、「わたしの子羊を飼いなさい」と言われた。二度目にイエスは言われた。「ヨハネの子シモン、わたしを愛しているか。」ペトロが、「はい、主よ、わたしがあなたを愛していることは、あなたがご存じです」と言うと、イエスは、「わたしの羊の世話をしなさい」と言われた。三度目にイエスは言われた。「ヨハネの子シモン、わたしを愛しているか。」ペトロは、イエスが三度目も、「わたしを愛しているか」と言われたので、悲しくなった。そして言った。「主よあなたは何もかもご存じです。わたしがあなたを愛していることを、あなたはよく知っておられます。」イエスは言われた。「わたしの羊を飼いなさい。はっきり言っておく。あなたは、若いときは、自分で帯を締めて、行きたいところへ行っていた。しかし、年をとると、両手を伸ばして、他の人に帯を締められ、行きたくないところへ連れて行かれる。」ペトロがどのような死に方で、神の栄光を現すようになるかを示そうとして、イエスはこう言われたのである。このように話してから、ペトロに、「わたしに従いなさい」と言われた。 

 



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復活節第2主日(神のいつくしみの主日) 2019年4月28日

ヨハネによる福音書20章19~31節

司式 朴 宰奭 神父  

 박재석(안셀모) 신부님 

 

 その日、すなわち週の初めの日の夕方、弟子たちはユダヤ人を恐れて、自分たちのいる家の戸に鍵をかけていた。そこへ、イエスが来て真ん中に立ち、「あなたがたに平和があるように」と言われた。そう言って、手とわき腹とをお見せになった。弟子たちは、主を見て喜んだ。イエスは重ねて言われた。「あなたがたに平和があるように。父がわたしをお遣わしになったように、わたしもあなたがたを遣わす。」そう言ってから、彼らに息を吹きかけて言われた。「聖霊を受けなさい。だれの罪でも、あなたがたが赦せば、その罪は赦される。だれの罪でも、あなたがたが赦さなければ、赦されないまま残る。」

 十二人の一人でディディモと呼ばれるトマスは、イエスが来られたとき、彼らと一緒にいなかった。そこで、ほかの弟子たちが、「わたしたちは主を見た」と言うと、トマスは言った。「あの方の手に釘の跡を見、この指を釘跡に入れてみなければ、また、この手をそのわき腹に入れてみなければ、わたしは決して信じない。」さて八日の後、弟子たちはまた家の中におり、トマスも一緒にいた。戸にはみな鍵がかけてあったのに、イエスが来て真ん中に立ち、「あなたがたに平和があるように」と言われた。それから、トマスに言われた。「あなたの指をここに当てて、わたしの手を見なさい。また、あなたの手を伸ばし、わたしのわき腹に入れなさい。信じない者ではなく、信じる者になりなさい。」トマスは答えて、「わたしの主、わたしの神よ」と言った。イエスはトマスに言われた。「わたしを見たから信じたのか。見ないのに信じる人は、幸いである。」

 このほかにも、イエスは弟子たちの前で、多くのしるしをなさったが、それはこの書物に書かれていない。これらのことが書かれたのは、あなたがたが、イエスは神の子メシアであると信じるためであり、また、信じてイエスの名により命を受けるためである。 

 

 

 



   

 

 

 

 

 

 

 

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復活の主日 2019年4月21日

ヨハネによる福音書20章1~9節

司式 近藤光彦 神父 

 

 週の初めの日、朝早く、まだ暗いうちに、マグダラのマリアは墓に行った。そして、墓から石が取りのけてあるのを見た。そこで、シモン・ペトロのところへ、また、イエスが愛しておられたもう一人の弟子のところへ走って行って彼らに告げた。「主が墓から取り去られました。どこに置かれているのか、私たちには分かりません。」そこで、ペトロともう一人の弟子は、外に出て墓へ行った。二人は一緒に走ったが、もう一人の弟子のほうが、ペトロより速く走って、先に墓に着いた。身をかがめて中をのぞくと、亜麻布が置いてあった。しかし、彼らは中には入らなかった。続いて、シモン・ペトロも着いた。彼は墓に入り、亜麻布が置いてあるのを見た。イエスの頭を包んでいた覆いは、亜麻布と同じ所には置いてなく、離れた所に丸めてあった。それから、先に墓に着いたもう一人の弟子も入って来て、見て、信じた。イエスは必ず死者の中から復活されることになっているという聖書の言葉を、二人はまだ理解していなかったのである。

 

 

 



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復活の主日(復活の聖なる徹夜祭) 2019年4月20日

ルカによる福音書24章1~12節

司式 加藤鐵男 神父 

 

 そして、週の初めの日の明け方早く、準備しておいた香料を持って墓に行った。見ると、石が墓のわきに転がしてあり、中に入っても、主イエスの遺体が見当たらなかった。そのため途方に暮れていると、輝く衣を着た二人の人がそばに現れた。婦人たちが恐れて地に顔を伏せると、二人は言った。「なぜ、生きておられる方を死者の中に捜すのか。あの方は、ここにはおられない。復活なさったのだ。まだガリラヤにおられたころ、お話しになったことを思い出しなさい。人の子は必ず、罪人の手に渡され、十字架につけられ、三日目に復活することになっている、と言われたではないか。」そこで、婦人たちはイエスの言葉を思い出した。そして、墓から帰って、十一人とほかの人皆に一部始終を知らせた。それは、マグダラのマリア、ヨハナ、ヤコブの母マリア、そして一緒にいた他の婦人たちであった。婦人たちはこれらのことを使徒たちに話したが、使徒たちは、この話がたわ言のように思われたので、婦人たちを信じなかった。しかし、ペトロは立ち上がって墓へ走り、身をかがめて中をのぞくと、亜麻布しかなかったので、この出来事に驚きながら家に帰った。

 

 

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受難の主日(枝の主日) 2019年4月14日

ルカによる福音書19章28~40節

司式 近藤光彦 神父 

 〔そのとき、イエスは〕先に立って進み、エルサレムに上って行かれた。そして、「オリーブ畑」と呼ばれる山のふもとにあるベトファゲとベタニアに近づいたとき、二人の弟子を使いに出そうとして、言われた。「向こうの村へ行きなさい。そこにると、まだだれも乗ったことのない子ろばのつないであるのが見つかる。それをほどいて、引いて来なさい。もし、だれかが、『なぜほどくのか』と尋ねたら、『主がお入り用なのです』と言いなさい。」使いに出された者たちが出かけて行くと、言われたとおりであった。ろばの子をほどいていると、その持ち主たちが、「なぜ、子ろばをほどくのか」と言った。二人は、「主がお入り用なのです」と言った。そして、子ろばをイエスのところに引いて来て、その上に自分の服をかけ、イエスをお乗せした。イエスが進んで行かれると、人々は自分の服を道に敷いた。イエスがオリーブ山の下り坂にさしかかられたとき、弟子の群れはこぞって、自の見たあらゆる奇跡のことで喜び、声高らかに神を賛美し始めた。

 「主の名によって来られる方、王に、祝福があるように。

 天には平和、

 いと高きところには栄光。」

すると、ファリサイ派のある人々が、群衆の中からイエスに向かって、「先生、弟子たちを叱ってください」と言った。イエスはお答えになった。「言っておくが、しこの人たちが黙れば、石が叫びだす。」

 

 

 

 



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四旬節第5主日 2019年4月7日

ヨハネによる福音書8章1~11節

司式 加藤鐵男 神父 

 

 イエスはオリーブ山へ行かれた。朝早く、再び神殿の境内に入られると、民衆が皆、御自分のところにやって来たので、座って教え始められた。そこへ、律法学者たちやファリサイ派の人々が、姦通の現場で捕らえられた女を連れてきて、真ん中に立たせ、イエスに言った。「先生、この女は姦通しているときに捕まりました。こういう女は石で打ち殺せと、モーセは律法の中で命じています。ところで、あなたはどうお考えになりますか。」イエスを試して、訴える口実を得るために、こう

言ったのである。イエスはかがみ込み、指で地面に何か書き始められた。しかし、彼らがしつこく問い続けるので、イエスは身を起こして言われた。「あなたたちの中で罪を犯したことのない者が、まず、この女に石を投げなさい。」そしてまた、身をかがめて地面に書き続けられた。これを聞いた者は、年長者から始まって、一人また一人と、立ち去ってしまい、イエスひとりと、真ん中にいた女が残った。イエスは、身を起こして言われた。「婦人よ、あの人たちはどこにいるのか。だれもあなたを罪に定めなかったのか。」女が、「主よ、だれも」と言うと、イエスは言われた。「わたしもあなたを罪に定めない。行きなさい。これからは、もう罪を犯してはならない。」  

 

 

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四旬節第4主日 2019年3月31日

ルカによる福音書15章1~3、11~32節

司式 加藤鐵男 神父 

 

 徴税人や罪人が皆、話を聞こうとしてイエスに近寄って来た。すると、ファリ

サイ派の人々や律法学者たちは、「この人は罪人たちを迎えて、食事まで一緒に

している」と不平を言いだした。そこで、イエスは次のたとえを話された。「あ

る人に息子が二人いた。弟の方が父親に、『お父さん、わたしが頂くことにな

ている財産の分け前をください』と言った。それで、父親は財産を二人に分けて

った。何日もたたないうちに、下の息子は全部を金に換えて、遠い国に旅立ち、

そこで放蕩の限りを尽くして、財産を無駄遣いしてしまった。何もかも使い果た

したとき、その地方にひどい飢饉が起こって、彼は食べるにも困り始めた。それで、その地方に住むある人のところに身を寄せたところ、その人は彼を畑にやっ

て豚の世話をさせた。彼は豚の食べるいなご豆を食べてでも腹を満たしたかったが、食べ物をくれる人はだれもいなかった。そこで、彼は我に返って言った。

『父のところでは、あんなに大勢の雇い人に、有り余るほどパンがあるのに、わ

たしはここで飢え死にしそうだ。ここをたち、父の所に行って言おう。「お父さん、わたしは天に対しても、またお父さんに対しても罪を犯しました。もう息子

と呼ばれる資格はありません。雇い人の一人にしてください」と。』そして、彼

はそこをたち、父親のもとに行った。ところが、まだ遠く離れていたのに、父親

は息子を見つけて、憐れに思い、走り寄って首を抱き、接吻した。息子は言った。『お父さん、わたしは天に対しても、またお父さんに対しても罪を犯しました。

もう息子と呼ばれる資格はありません。』しかし、父親は僕たちに言った。『急

いでいちばん良い服を持って来て、この子に着せ、手に指輪をはめてやり、足に

履物を履かせなさい。それから、肥えた子牛を連れて来て屠りなさい。食べて祝

おう。この息子は、死んでいたのに生き返り、いなくなっていたのに見つかった

からだ。』そして、祝宴を始めた。ところで、兄の方は畑にいたが、家の近くに

来ると、音楽や踊りのざわめきが聞こえてきた。そこで、僕の一人を呼んで、こ

れはいったい何事かと尋ねた。僕は言った。『弟さんが帰って来られました。無

事な姿で迎えたというので、お父上が肥えた子牛を屠られたのです。』兄は怒っ

て家に入ろうとはせず、父親が出て来てなだめた。しかし、兄は父親に言った。『このとおり、わたしは何年もお父さんに仕えています。言いつけに背いたこと

は一度もありません。それなのに、わたしが友達と宴会するために、子山羊一匹

すらくれなかったではありませんか。ところが、あなたのあの息子が、娼婦ども

と一緒にあなたの身上を食いつぶして帰って来ると、肥えた子牛を屠っておやり

になる。』すると、父親は言った。『子よ、お前はいつもわたしと一緒にいる。

わたしのものは全部お前のものだ。だが、お前のあの弟は死んでいたのに生き返

った。いなくなっていたのに見つかったのだ。祝宴を開いて楽しみ喜ぶのは当た

り前ではないか。』」 

 

 

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四旬節第3主日 2019年3月24日

ルカによる福音書13章1~9節

司式 ケン・スレイマン 神父 

 

 ちょうどそのとき、何人かの人が来て、ピラトがガリラヤ人の血を彼らのいけ

にえに混ぜたことをイエスに告げた。イエスはお答えになった。「そのガリラヤ

人たちがそのような災難に遭ったのは、ほかのどのガリラヤ人よりも罪深い者だ

ったからだと思うのか。決してそうではない。言っておくが、あなたがたも悔い

改めなければ、皆同じように滅びる。また、シロアムの塔が倒れて死んだあの十

八人は、エルサレムに住んでいたほかのどの人々よりも、罪深い者だったと思う

のか。決してそうではない。言っておくが、あなたがたも悔い改めなければ、皆

同じように滅びる。」

 そして、イエスは次のたとえを話された。「ある人がぶどう園にイチジクの木

を植えておき、実を探しに来たが見つからなかった。そこで、園丁に言った。

『もう三年もの間、このいちじくの木に実を探しに来ているのに、見つけたため

しがない。だから切り倒せ。なぜ、土地をふさがせておくのか。』園丁は答えた。『御主人様、今年もこのままにしておいてください。木の周りを掘って、肥しを

やってみます。そうすれば、来年は実がなるかもしれません。もしそれでもだ

なら、切り倒してください。』」

 

 

 



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四旬節第2主日 2019年3月17日

ルカによる福音書9章28~36節

司式 朴 宰奭 神父 

박재석(안셀모) 신부님 

 

 この話をしてから八日ほどたったとき、イエスは、ペトロ、ヨハネ、および

コブを連れて、祈るために山に登られた。祈っておられるうちに、イエスの顔の

様子が変わり、服は真っ白に輝いた。見ると、二人の人がイエスと語り合っていた。モーセとエリヤである。二人は栄光に包まれて現われ、イエスがエルサレム

で遂げようとしておられる最後について話していた。ペトロと仲間は、ひどく眠

かったが、じっとこらえていると栄光に輝くイエスと、そばに立っている二人の

人が見えた。その二人がイエスから離れようとしたとき、ペトロがイエスに言った。「先生、わたしたちがここにいるのは、すばらしいことです。仮小屋を三つ

建てましょう。一つはあなたのため、一つはモーセのため、もう一つはエリヤの

ためです。」ペトロは、自分でも何を言っているのか、分らなったのである。

ペトロがこう言っていると、雲が現れて彼らを覆った。彼らが雲の中に包まれて

いくので、弟子たちは恐れた。すると、「これはわたしの子、選ばれた者。これ

に聞け」という声が雲の中から聞こえた。その声がしたとき、そこにはイエスだ

けがおられた。弟子たちは沈黙を守り、見たことを当時だれにも話さなかった。

 

 



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四旬節第1主日 2019年3月10日

ルカによる福音書4章1~13節

司式 近藤光彦 神父 

 

  さて、イエスは聖霊に満ちて、ヨルダン川からお帰りになった。そして、

野の中を〝霊〟によって引き回され、四十日間、悪魔から誘惑を受けられた。

の間、何も食べず、その期間が終わると空腹を覚えられた。そこで、悪魔はイエ

スに言った。「神の子なら、この石にパンになるように命じたらどうだ。」イエ

スは、「『人はパンだけで生きるものではない』と書いてある」とお答えなった。更に、悪魔はイエスを高く引き上げ、一瞬のうちに世界のすべての国々を見

せた。そして悪魔は言った。「この国々の一切の権力と繁栄とを与えよう。それ

はわたしに任されていて、これと思う人に与えることができるからだ。だから、

もしわたしを拝むなら、みんなあなたのものになる。」イエスはお答えになった。

「『 あなたの神である主を拝み、ただ主に仕えよ 』

と書いてある。」そこで、悪魔はイエスをエルサレムに連れて行き、神殿の屋根

の端に立たせて言った。「神の子なら、ここから飛び降りたらどうだ。というのは、こう書いてあるからだ。

 『神はあなたのために天使たちに命じて、あなたをしっかり守らせる。』

 また、『あなたの足が石に打ち当たることのないように、天使たちは手であなたを支える。』」

 イエスは、「『あなたの神である主を試してはならない』と言われている」と

お答えになった。悪魔はあらゆる誘惑を終えて、時が来るまでイエスを離れた。 

 

 



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灰の水曜日 2019年3月6日)

マタイによる福音書6章1~6節、16~18節

司式 加藤鐵男 神父 

 

 「見てもらおうとして、人の前で善行をしないように注意しなさい。さもないと、あなたがたの天の父のもとで報いをいただけないことになる。

 だから、あなたは施しをするときには、偽善者たちが人からほめられようと会

堂や街角でするように、自分の前でラッパを吹き鳴らしてはならない。はっきり

あなたがたに言っておく。彼らは既に報いを受けている。施しをするときは、右

の手のすることを左の手に知らせてはならない。あなたの施しを人目につかせな

いためである。そうすれば、隠れたことを見ておられる父が、あなたに報いてく

ださる。」

 「祈るときにも、あなたがたは偽善者のようであってはならない。偽善者たちは、人に見てもらおうと、会堂や大通りの角に立って祈りたがる。はっきり言っ

ておく。彼らは既に報いを受けている。だから、あなたが祈るときは、奥まった

自分の部屋に入って戸を閉め、隠れたところにおられるあなたの父に祈りなさい。そうすれば、隠れたことを見ておられるあなたの父が報いてくださる。

 「断食するときには、あなたがたは偽善者のように沈んだ顔つきをしてはなら

ない。偽善者は、断食しているのを人に見てもらおうと、顔を見苦しくする。は

っきり言っておく。彼らは既に報いを受けている。あなたは、断食するとき、頭

に油をつけ、顔を洗いなさい。それは、あなたの断食が人に気づかれず、隠れた

ところにおられるあなたの父に見ていただくためである。そうすれば、隠れたこ

とを見ておられるあなたの父が報いてくださる。」

 

 

 



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年間第8主日3月3日

ルカによる福音書6章39~45節

司式 加藤鐵男 神父   

 

 イエスはまた、たとえを話された。「盲人が盲人の道案内をすることができようか。二人とも穴に落ち込みはしないか。弟子は師にまさるものではない。しかし、だれでも、十分に修業を積めば、その師のようになれる。あなたは、兄弟の目にあるおが屑は見えるのに、なぜ自分の目の中の丸太に気づかないのか。自分の目にある丸太を見ないで、兄弟に向かって『さあ、あなたの目にあるおが屑を取らせてください』と、どうして言えるだろうか。偽善者よ、まず自分の目から丸太を取り除け。そうすれば、はっきり見えるようになって、兄弟の目にあるおが屑を取り除くことができる。」 

 「悪い実を結ぶ良い木はなく、また、良い実を結ぶ悪い木はない。木は、それぞれ、その結ぶ実によって分かる。茨からいちじくは採れないし、野ばらからぶどうは集められない。良い人は良いものを入れた心の倉から良いものを出し、悪い人は悪いものを入れた倉から悪いものを出す。人の口は、心からあふれ出ることを語るのである。」

 

 

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年間第7主日  2019年2月24日

ルカによる福音書6章27~38節

司式 近藤光彦 神父  

   

 「しかし、わたしの言葉を聞いているあなたがたに言っておく。敵を愛し、あなたがたを憎む者に親切にしなさい。悪口を言うものに祝福を祈り、あなたがたを侮辱する者のために祈りなさい。あなたの頬を打つ者には、もう一方の頬をも向けなさい。上着を奪い取る者には、下着をも拒んではならない。求める者には、だれにでも与えなさい。あなたの持ち物を奪う者から取り返そうとしてはならない。人にしてもらいたいと思うことを、人にもしなさい。じぶんを愛してくれる人を愛したところで、あなたがたにどんな恵があろうか。罪人でも、愛してくれる人を愛している。また、自分によくしてくれる人に善いことをしたところで、どんな恵があろうか。罪人でも同じことをしている。返してもらうことを当てにして貸したところで、どんな恵があろうか。罪人さえ、同じものを返してもらおうとして、罪人に貸すのである。しかし、あなたがたは敵を愛しなさい。人に善いことをし、何も当てにしないで貸しなさい。そうすれば、たくさんの報いがあり、いと高き方の子となる。いと高き方は、恩を知らない者にも悪人にも、情け深いからである。あなたがたの父が憐れみ深いように、あなたがたも憐れみ深い者となりなさい。」

 「人を裁くな。そうすれば、あなたがたも裁かれることはない。人を罪人だと決めるな。そうすれば、あなたがたも罪人だと決められることがない。赦しなさい。そうすれば、あなたがたも赦される。与えなさい。そうすれば、あなた方にも与えられる。押し入れ、揺すり入れ、あふれるほどに量りをよくして、ふところに入れてもらえる。あなたがたは自分の量る秤で量り返されるからである。」

 

 



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年間第6主日  2019年2月17日

ルカによる福音書6章17節、20~26節     

 

司式 朴 宰奭 神父  

 박재석(안셀모) 신부님 

 

 イエスは彼らと一緒に山から下りて、平らな所にお立ちになった。大勢の弟子とおびただしい民衆が、ユダヤ全土とエルサレムから、また、ティルスやシドンの海岸地方から、イエスの教えを聞くため、また病気をいやしていただくために来ていた。

 さて、イエスは目を上げ弟子たちを見て言われた。

 「貧しい人々は、幸いである、

 神の国はあなたがたのものである。

 今飢えている人々は、幸いである、

 あなたがたは満たされる。

 今泣いている人々は、幸いである、

 あなたがたは笑うようになる。

 人々に憎まれるとき、また、人の子のために追い出され、ののしられ、汚名を着せられるとき、あなたがたは幸いである、その日には、喜び踊りなさい。天には大きな報いがある。この人々の先祖も、預言者たちに同じことをしたのである。

 しかし、富んでいるあなたがたは、不幸である、

 あなたがたはもう慰めを受けている。

 今満腹している人々、あなたがたは、不幸である、

 あなたがたは飢えるようになる。

 今笑っている人々は、不幸である、

 あなたがたは悲しみ泣くようになる。

 すべての人にほめられるとき、あなたがたは不幸である。この人々の先祖も、偽預言者たちに同じことをしたのである。」

 

 



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年間第5主日  2019年2月10日  

 ルカによる福音書5章1~11節 

司式 近藤 光彦  神父   

 

 イエスがゲネサレト湖畔に立っておられると、神の言葉を聞こうとして、群衆がその周りに押し寄せてきた。イエスは、二そうの舟が岸にあるのを御覧になった。漁師たちは、舟から上がって網を洗っていた。そこでイエスは、そのうちの一そうであるシモンの持ち舟に乗り、岸から少し漕ぎ出すようにお頼みになった。そして、腰を下ろして舟から群衆に教え始められた。話し終わったとき、シモンに、「沖に漕ぎ出して網を降ろし、漁をしなさい」と言われた。シモンは、「先生、わたしたちは、夜通し苦労しましたが、何もとれませんでした。しかし、お言葉ですから、網を降ろしてみましょう」と答えた。そして、漁師たちがそのとおりにすると、おびただしい魚がかかり、網が破れそうになった。そこで、もう一そうの舟にいる仲間に合図して、来て手を貸してくれるように頼んだ。彼らは来て、二そうの舟を魚でいっぱいにしたので、舟は沈みそうになった。これを見たシモン・ペトロは、イエスの足もとにひれ伏して、「主よ、わたしから離れてください。わたしは罪深い者なのです」と言った。とれた魚にシモンも一緒にいた者も皆驚いたからである。シモンの仲間、ゼベダイの子ヤコブもヨハネも同様だった。すると、イエスはシモンに言われた。「恐れることはない、今から後、あなたは人間をとる漁師になる。」そこで、彼らは舟を陸に引き上げ、すべてを捨ててイエスに従った。

 

 



 

 

 

 

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年間第4主日 2019年2月3日

ルカによる福音書4章21~30節

司式 加藤 鐵男 神父   

 

 そこでイエスは、「この聖書の言葉は、今日、あなたがたが耳にしたとき、実現した」と話し始められた。皆はイエスをほめ、その口から出る恵み深い言葉に驚いて言った。「この人はヨセフの子ではないか。」イエスは言われた。「きっと、あなたがたは、『医者よ、自分自身を治せ』ということわざを引いて、『カファルナウムでいろいろなことをしたと聞いたが、郷里のここでもしてくれ』と言うにちがいない。」そして、言われた。「はっきり言っておく。預言者は、自分の故郷では歓迎されないものだ。確かに言っておく。エリヤの時代に三年六か月の間、雨が降らず、その地方一帯に大飢饉が起こったとき、イスラエルには多くのやもめがいたが、エリヤはその中のだれのもとにも遣わされないでシドン地方のサレプタのやもめのもとにだけ遣わされた。また預言者エリシャの時代に、イスラエルには重い皮膚病を患っている人が多くいたが、シリア人ナアマンのほかはだれも清くされなかった。」これを聞いた会堂内の人々は皆憤慨し、総立ちになって、イエスを町の外へ追い出し、町が建っている山の崖まで連れて行き、突き落とそうとした。しかし、イエスは人々の間を通り抜けて立ち去られた。 

 

 

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年間第3主日 2019年1月27日

ルカによる福音書1章1~4節、4章14~21節  

 

司式 ケン・スレイマン 神父 

 

 わたしたちの間で実現した事柄について、最初から目撃して御言葉のために働いた

人々がわたしたちに伝えたとおりに、物語を書き連ねようと、多くの人々が既に手を

着けています。そこで、敬愛するテオフィロさま、わたしもすべての事を初めから詳

しく調べていますので、順序正しく書いてあなたに献呈するのがよいと思いました。

お受けになった教えが確実なものであることを、よく分っていただきたいのでありま

す。

   イエスは〝霊〟の力に満ちてガリラヤに帰られた。その評判が周りの地方一帯に広

まった。イエスは諸会堂で教え、皆から尊敬を受けられた。

 イエスはお育ちになったナザレに来て、いつものとおり安息日に会堂に入り、聖書

を朗読しようとしてお立ちになった。預言者イザヤの巻物が渡され、お開きになると、

次のように書いてある個所が目に留まった。

 「主の霊がわたしの上におられる。

 貧しい人に福音を告げ知らせるために、主がわたしに油を注がれたからである。

 主がわたしを遣わされたのは、捕らわれている人に解放を、目の見えない人に視力

 の回復を告げ、圧迫されている人を自由にし、主の恵みの年を告げるためである。」

 イエスは巻物を巻き、係の者に返して席に座られた。会堂にいるすべての人の目が

イエスに注がれていた。そこでイエスは、「この聖書の言葉は、今日、あなたがたが

耳にしたとき、実現した」と話し始められた。

 

 



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年間第2主日 2016年1月17日

ヨハネによる福音書2章1~11節

 

司式 朴 宰奭 神父 박재석(안셀모) 신부님 

 

 三日目にガリラヤのカナで婚礼があって、イエスの母がそこにいた。イエスも、

の弟子たちも婚礼に招かれた。ぶどう酒が足りなくなったので、母がイエスに、「ぶ

どう酒がなくなりました」と言った。イエスは母に言われた。「婦人よ、わたし

んなかかわりがあるのです。わたしの時はまだ来ていません。」しかし、母は召し使

いたちに、「この人が何か言いつけたら、そのとおりにしてください」と言った。

こには、ユダヤ人が清めに用いる石の水がめが六つ置いてあった。いずれもない

三メトレテス入りのものである。イエスが、「水がめに水をいっぱい入れなさい」

言われると、召し使いたちは、かめの縁まで水を満たした。イエスは、「さあ、

をくんで宴会の世話役のところへ持って行きなさい」と言われた。召し使いたちは

んで行った。世話役はぶどう酒に変わった水の味見をした。このぶどう酒がどこか

来たのか、水をくんだ召し使いたは知っていたが、世話役は知らなかったので、

婿を呼んで、言った。「だれでも初めに良いぶどう酒を出し、酔いがまわったころ

劣ったものを出すものですが、あなたは良いぶどう酒を今まで取って置かれました。」イエスは、この最初のしるしをガリラヤのカナで行って、その栄光を現された。それで、弟子たちはイエスを信じた。

 

 



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主の洗礼 2019年1月13日

ルカによる福音書3章15~16節、21~22節     

 

司式 近藤 光彦 神父 

 

 民衆はメシアを待ち望んでいて、ヨハネについて、もしかしたらがメシアではな

いかと、皆心の中で考えていた。そこで、ヨハネは皆に向かってった。「わたしは

あなたたちに水で洗礼を授けるが、わたしよりも優れた方が来られる。わたしは、そ

の方の履物のひもを解く値打ちもない。その方は、聖霊と火であなたたちに洗礼をお

授けになる。」

 民衆が皆洗礼を受け、イエスも洗礼を受けて祈っておられると、天が開け、霊が

鳩のように目に見える姿でイエスの上に降って来た。すると、「あなたはわたしの愛

する子、わたしの心に適う者」という声が、天から聞こえた。

 

 



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主の公現 2019年1月6日

マタイによる福音書2章1~12節                                                            

司式 加藤 鐵男 神父 

 

 イエスは、ヘロデ王の時代にユダヤのベツレヘムでお生まれになった。そのとき、

星術の学者たちが東の方からエルサレムに来て、言った。「ユダヤ人の王としてお

れになった方は、どにおられますか。わたしたちは東方でその方の星を見たので、拝みに来たのです。」これを聞いて、ヘロデ王は不安を抱いた。エルサレムの人

も皆、同様であった。王は民の祭司長たちや律法者たちを皆集めて、メシアはど

こに生まれることになっているのかと問いただした。彼らは言った。「ユダヤのベツ

レヘムです。預言者がこう書いています。

 『ユダの地、ベツレヘムよ、

 お前はユダの指導者たちの中で

 決していちばん小さいものではない。

 お前から指導者が現れ、

 わたしの民イスラエルの牧者となるからである。』」

 そこで、ヘロデは占星術の学者たちをひそかに呼び寄せ、星の現れた時期を確かめた。そして、「行って、その子のことを詳しく調べ、見つかったら知らせてくれ。

たしも行って拝もう」と言ってベツレヘムへ送り出した。彼らが王の言葉を聞いて

かけると、東方で見た星が先立って進み、ついに幼子のいる場所の上に止った。学者

たちはその星を見て喜びにあふれた。家に入ってみると、幼子は母マリアと共におら

れた。彼らはひれ伏して幼子を拝み、宝の箱を開けて、黄金、乳香、没薬を贈り物と

して献げた。ところが、ヘロデところへ帰るな」と夢でお告げがあったので、

道を通って自分たちの国へ帰って行った。

 

 

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神の母聖マリア 2019年1月1日

ルカによる福音書2章16~21節                                                            

司式 加藤 鐵男 神父    

 そして急いで行って、マリアとヨセフ、また飼い葉桶に寝かせてある乳飲み子を探し当てた。その光景を見て、彼らは、この幼子について天使が話してくれたことを人々に知らせた。聞いた者は皆、羊飼いたちの話を不思議に思った。しかし、マリアはこれらの出来事をすべて心に納めて、思い巡らしていた。羊飼いたちは、見聞きしたことがすべて天使の話したとおりだったので、神をあがめ、賛美しながら帰って行った。八日たって割礼の日を迎えたとき、幼子はイエスと名付けられた。これは、胎内に宿る前に天使から示された名である。

 

 

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